突撃!お宅訪問


パティオを囲む家

清水区草薙O邸

従来の木の家ではできない大間口、大空間を実現

生活の動線が交差する場所がキッチンという発想


 建売から転勤によるマンション住まいを経験し、終の棲家としてOさん家族が選んだのがこの家。その点で、とても大人らしい家づくりがうかがえる。
 まず、外観はあえて派手さを抑えたシンプルモダンスタイル。落ち着いた雰囲気が、まるで以前からそこに建っていたようで、周囲への気配りを感じる。玄関扉を開けると印象が変わり、明るい表情が何とも心地よい。家の中心にぽっかりと中庭をおき、その周辺をキッチン、リビング、個室、廊下が囲っている。間仕切りがないので鉄骨造かと思ってしまうが、実は重量木骨(SE構法)による木の家で、強度が高いのに圧迫感がない。南向きのうえに大間口の中庭からたっぷり陽射しを受け、家の内側は日中とても明るく、冬でも暖かい。
「ここに立っていると、リビングにいる夫の様子、2階の自室にいる子どもの様子が感じられて安心できる」と。主婦、母親として最も満足しているのが、吹き抜けになり中庭を正面に見るキッチンスペース。暮らしの動線が交差して、人当たりがよく、陽当たりが抜群によい。
 空間のつながりは、家族のつながり。明るく、壁は少ない方が理想だ。


竣工日 平成18年12月4日
構造 木造
階数 2
延床面積 185.75m²
屋根材 ガルバリウム鋼板葺き
外壁材 モルタル、ジョリパット仕上げ